新宿で楽天モバイルに対して総務省が安定した通信を提供するように対策を要請！ | 公式ブログ | スマホ修理のスマホテック

12月13日に総務省が楽天モバイルに対して安定したサービスを提供するにあたっての対策を要請しています。
同社は12月10日に発生した通信障害があり、それに対して総務省が要請をした流れです。

通話・通信障害が約3時間発生

携帯キャリア事業参入にあたって楽天モバイルは2019年10月から【無料サポータープログラム】を実施していました。
このプログラムでは抽選で当選した方を対象に楽天回線を用いた携帯キャリアサービスが2020年3月31日まで無償提供という内容です。
当選人数はなんと5,000名となっています。

楽天モバイルによると12月10日にサービス障害が発生しており、午前8時30分ごろからなんと約3時間もの間このプログラムに当選した方が通話や通信が出来なくなるといったものでした。
ただ、格安SIMとして従来より提供しているドコモ回線・au回線を用いたサービスに影響はありませんでした。

総務省が楽天モバイルに対して安定したサービスを提供する措置を取るように要請

今回発生した楽天モバイルの障害について総務省が説明をしております。

緊急通報を取り扱う音声伝送役務にも影響を与える事故であり、今後このような事故が発生することは、利用者の利益を大きく阻害するものである。
今回の事故は利用者数が約5,000人程度と限定されているため、電気通信事業法で定める「重大な事故（影響利用者数が3万人以上）」には該当しませんが、総務省は楽天モバイルに対して以下のような措置を講じるよう要請しました。

電気通信設備又は機能に対する過負荷試験等の実施
監視体制及び監視方法の適切な構築
利用者への適時・適切な周知方策の措置

といった内容です。
楽天モバイル側がどういった対策をしていくのか今後も気になるところですね。

Source:総務省,NHK via ケータイ Watch
Source:iPhoneMania