Apple製品のRetinaディスプレイに施されている反射防止コーティングが剥がれる不具合ですが、このディスプレイが搭載されているMacBook Airでも発生していると判明しました。また、この問題に対してAppleも認識しています。
米メディアのMacRumorsが取得した内部メモ(Apple正規サービスプロバイダ向けに配布した内容)には"一部のMacBook、MacBook Air、MacBook ProのRetinaディスプレイに、反射防止コーティング問題が発生している"と記されていたとのことが判明しました。
このRetinaディスプレイに施されている反射防止コーティングが剥がれる問題ですが、一番注目を集めたのは2015年です。
同年、AppleはRetinaディスプレイ搭載MacBookおよびMacBook Proを対象にした、"反射防止コーティングを無料で修理するプログラム"を実行しています。
ただ、このプログラムは公に公開をしているわけではなかった為、Webサイトに掲載されていませんでした。反射防止コーティングが剥がれる問題はAppleサポートコミュニティに寄せられており、苦情は後を絶ちません。
また、2017年においてこの無償修理の対象期間が拡大されているということも判明しています。
"反射防止コーティング問題"においてMacBook Airは現時点において無償修理プログラムの対象に含まれていません。
MacRumorsが確認したところ、2019年12月時点においてRetinaディスプレイ反射防止コーティング無償修理プログラムの対象は以下のモデルとなります。
MacBook Pro(13インチ、Early 2015)
MacBook Pro(15インチ、Mid 2015)
MacBook Pro(13インチ、2016)
MacBook Pro(15インチ、 2016)
MacBook Pro(13インチ、 2017)
MacBook Pro(15インチ、2017)
MacBook(12インチ、Early 2015)
MacBook(12インチ、Early 2016)
MacBook(12インチ、Early 2017)
MacBook Airが含まれていないのがわかります。しかし、内部メモで触れられていることを踏まえますと今後はMacBook Airも無償修理プログラムの対象に追加されてくる可能性があります。
今後の情報に期待したいですね。
Source:iPhoneMania
Source:MacRumors
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