新宿でiOS13.5.1で脱獄不可能に | 公式ブログ | スマホ修理のスマホテック

こんにちは

iPhone修理・iPad修理のスマホテック新宿本店です。

I can confirm the new *OS updates have patched the kernel vulnerability used by the #unc0ver jailbreak.

If you are on iOS 13.5, stay and save blobs.

If you are not on iOS 13.5, update to it with the IPSW using a computer while it is still being signed and save blobs.

— @Pwn20wnd (@Pwn20wnd) June 1, 2020

以前にiOS13.4までサポートされたジェイルブレイク用ツールが開発され、公開されましたがAppleが配信した最新のiOS13.5.1で脆弱性が対策され使用できなくなりました。

流石に仕事が早いですね。

ジェイルブレイクとは

iPhoneはユーザーを悪質なソフトウェアやハッキングから護るため、幾重にもセキュリティが張り巡らされています。

ジェイルブレイクツールではiPhoneにあるわずかな脆弱性からiOSの深部へと侵入し、iPhoneをAndroidデバイス並みにカスタマイズが可能な状態にすることが可能になります。

しかし、一方でハッカーたちが同様の脆弱性を悪用し、ユーザーのプライバシーを侵す行為を助長する事にもなりかねず、またジェイルブレイクしてしまう事で悪質なアプリやサイトから不用意な攻撃を受けてしまう恐れがあることから、ジェイルブレイクは危険視されています。

Appleとハッカーのいたちごっこに

世界各国のハッカーたちがiPhoneのジェイルブレイクツールを開発し、Appleは脆弱性が発見されればすぐに対処するといったやり取りがかなり以前から続いています。

今回はすぐに対処されましたが、また新しい脆弱性が発見されてジェイルブレイクを試みるハッカーたちがいることを考えると、Appleとハッカーのいたちごっこのようにも見えてしまいますね。

とはいえAppleが脆弱性を放置するわけにもいかないため、iPhoneが世界一売れているスマホでなくならない限りは、この状況が続くことになりそうです。

私たちユーザーはジェイルブレイクなど試そうとはせず、Appleから配信されたセキュリティに関するアップデートは早めに実行してしまうことが、安全を確保するためにもっともすぐれた手段と言えると思います。

Source：Twitter/@Pwn20wnd